WordPress(ワードプレス)はホームページやブログを作成するのに便利なツール。そして、その利便性をより高めるのがテーマです。
ですが、テーマは無料や有料、そして国内・国外のものなど、まさに多種多様な種類があるためどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、ワードプレスのテーマの選び方やおすすめのテーマをまとめました。ぜひ、自分にあったテーマを見つけてサイト制作を便利にしてくださいね。
目次
WordPress(ワードプレス)のテーマとは?どんなメリットがある?
WordPressのテーマとは、WordPressブログのデザインや構成など、サイト全体の見た目を変えられるテンプレートのことです。無料のものから有料のものまでさまざまなテーマが用意されており、サイトの方向性や制作したいデザインに合わせて手軽にカスタマイズできます。
特に有料テーマは用意されているデザインが豊富で、ボタンや文字装飾、ボックスデザインなどがワンボタンで設定できます。
そもそも、サイトのデザイン性を高めるにはhtmlやcssの専門的な知識が必要です。そのため、初めてwebサイトを制作しようとする人にはハードルが高いですよね。ですがWordPressのテーマを使用すれば、htmlやcssの知識がなくても簡単にサイトのデザインを整えたり、便利な機能を追加したりできます。
また、スマートフォンで見やすいレスポンシブデザインや、検索エンジンに強いSEO対策なども、初心者でもプロのようなサイト運営が可能です。
WordPress(ワードプレス)のテーマを選ぶときのポイント
ワードプレスのテーマは、有料・無料含めて様々なものがあります。また、有料テーマは1〜2万円ほどになるため、できれば自分にあったテーマをしっかり選んで使用したいですよね。
そこで、ワードプレスのテーマを選ぶときに注目したい3つのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
デザインがイメージに近く拡張性が高いか
テーマを選ぶときは、自社のブランドやイメージに近いものを探すことが重要です。テーマの基本的なデザインが制作したいサイトのイメージに近ければ、大きくカスタマイズをする必要がありません。多くのテーマではデモサイトや他の利用事例を公開しているので、まずはそれらを確認しましょう。
また、拡張性も重要な要素です。自分の好みやサイトのコンセプトに合ったデザインを持つテーマを見つけたら、プラグインの設定やレイアウトの調整が自由にできるかも確認しましょう。
特にボックスデザインやボタンのデザインは、テーマにより違いが大きい部分です。
なお、ワードプレスは2018年にブロックエディタという新しい編集方法が導入されました。それ以前に開発されたテーマはブロックエディタに対応していない場合があるので注意が必要です。
有料のテーマでは無料テーマ以上にオリジナル性があって他のサイトと被りにくいデザインが多く用意されています。無料版も多数のテンプレートがありますが、有料版の方が独自性が高まりますよ。
SEO対策として表示速度・レスポンシブ対応がされているか
SEO対策がしっかりできているテーマを選ぶことも重要です。SEO対策とは、自分のサイトがGoogleなどの検索エンジンで上位に表示されるようにする取り組みのことです。
SEO対策を意識してテーマを選ぶときのポイントはいくつかあります。一つは、ページの読み込み速度です。速いほど、訪問者はサイトを快適に閲覧できます。
また、スマートフォンやタブレットでもきれいに表示される「レスポンシブ対応」のテーマは必要不可欠です。現在、多くの人がスマートフォンでインターネットを利用しているため、これは非常に重要なポイントとなります。
さらに、有料テーマと無料テーマでは、SEO対策の機能に差があります。有料テーマの方が高度な対策が可能で、結果的にサイトの評価が高まる可能性があります。
サポート体制が充実しているかどうか
サポート体制がしっかりしているかどうかも注目したいポイントです。
アップデート後のデザイン崩れや、プラグインの誤作動、カスタマイズ方法の不明など、思わぬトラブルが起こることがあります。特に初心者の方には、トラブル解決の助けとなるフォーラムやお問い合わせフォームを備えたテーマがおすすめです。
ただし、フォーラムはボランティアで運営されている場合が多いので、返答が保証されるわけではありません。
また、テーマによってサポートの種類は異なりますので、購入前に確認が必要です。例えば、メールでの問い合わせが基本で、電話対応がない場合もあります。
有料テーマでは、個別の質問対応やカスタマイズ相談など更に充実したサポートを受けられることが多く、SNSで制作者が更新情報を共有していることもあるので、便利です。
WordPress(ワードプレス)のおすすめテーマ3選
ワードプレスには様々なテーマが用意されていますが、その中でも使いやすさ、デザイン、機能性で特におすすめのテーマをご紹介します。
どのテーマも初心者から経験者まで幅広く対応しており、サイト制作を楽しく、効率的にできるようにしてくれます。
ぜひ参考にしてくださいね。
SWELL(スウェル)
「SWELL(スウェル)」は国内シェアNo1を誇るテーマ。ブログはもちろん、小規模なホームページ作成にも適しており、その使いやすさから多くのユーザーに支持されています。
シンプルながら洗練されたデザインで、初心者でもカスタマイズしやすい作りになっているのが特徴。
「SWELLブロック」という独自機能を始め、目次作成やテーブル(表)配置など、様々なテンプレートが用意されています。これにより、無駄なプラグインの追加を避け、サイトの高速化にも繋がります。
バージョンアップも無償で行われるため、常に最新の状態を保つことができます。サポート体制としては、個別のサポートは提供されていませんが、会員向けのフォーラムで質問が可能です。
美しいデザインかつ機能性が高いため、幅広くサイト制作したい人におすすめです。
JIN:R(ジン アール)
JIN:Rは、多くのブロガーやアフィリエイターに支持されているWordPressテーマ「JIN」の新バージョンです。アフィリエイターのひつじさんが開発に携わっており、2022年11月3日に登場しました。
従来のJINがブログとアフィリエイト向けに特化していたのに対し、JIN:Rはブロックエディターへの対応やデザインの向上しています。また、WordPressの新エディターに完全対応しており、誰でも容易に美しいサイトを作れます。
さらに、YouTubeとの連携機能も強化されており、動画を効果的にブログで表示できるのも特徴。
デザインプリセット機能も豊富に備えているので、トップページのデザインを簡単に構築できます。そのため、デザインに自信がない方やカスタマイズに時間をかけられない方におすすめです。
AFFINGER6(アフィンガー6)
「AFFINGER6(アフィンガー6)」は、アフィリエイト活動に特化したWordPressのテーマで、その使い勝手の良さから多くのユーザーに支持されています。
アフィンガー6の魅力は、初心者でも使いこなせる豊富なエディター補助機能、自由度の高いデザインのカスタマイズ、そしてレイアウトやSEO、広告設定など、サイト運営に必要な多様な機能が備わっている点です。
デザインに自信がない方でも、色彩や形式を選ぶだけで非常に綺麗なサイトが作れるようになっています。
また、アフィンガー6は利用者が非常に多いテーマです。そのため、もしも困った時にはその豊富なユーザーコミュニティから支援を受けることができます。
何か問題が発生した場合、同じ経験をした人のアドバイスや解決策が簡単に検索できるので、安心して使用することができるのです。
アフィンガー6を使えば、初心者でも効率的に、そして楽しみながらサイト制作を行えるでしょう。
まとめ
ワードプレスのテーマには、多種多様な種類があります。テーマによって得意なデザインやカスタマイズ性が異なるので、制作したいサイトの方向性に合わせてテーマを選ぶのが良いですよ。
まずは何を目的にサイトを作成するのか、そしてどのようなデザイン性を重視するのかを決めることで、ご自身にあったテーマが見えてくるはずです。
もちろん、より高度なデザイン・機能性を持たせたい場合は、サイト制作の専門家に任せた方がよりクオリティの高いサイトになりますよ。ホームページ制作を検討されている方は、まずはご相談・お見積もりだけでもしてみましょう。