WordPress(ワードプレス)で使えるプラグインは、ブログやサイト運営をより効率的するツールです。でも、たくさんあるプラグインの中からどれを選べばいいか、迷いますよね。
そこで今回は、ワードプレスのプラグインで特におすすめの7つを厳選してご紹介します。SEO対策からセキュリティ強化、効率的なコンテンツ管理まで、サイト運営に最適なプラグインが見つかるはずです。
目次
WordPress(ワードプレス)のプラグインとは?
ワードプレスのプラグインは、Webサイトを制作・運営する際に非常に便利なツールです。
ワードプレスに元から導入されている機能は、最低限のものばかりです。もちろん、デフォルトの機能だけでも便利にサイトを構築することはできます。
ですが、お問い合わせフォームやSEO対策などをより便利に、そして効率的に導入するためには、プラグインが便利なんです。
プラグインの良い点は、プログラミングの知識がなくても簡単にインストールできることです。
ほとんどが無料で提供されており、インストール後も自由に使えるので、自分のWebサイトに合わせてカスタマイズできます。これにより、Webサイトにオリジナリティを出すこともできます。
プラグインは、Webサイトを簡単に、効率的に充実させられるできる便利なツールなんです。
プラグインを導入するメリット|効率化の他には?
プラグインを導入する最大のメリットは、Webサイト作成を格段に効率的にすることです。
プラグインを利用すると、SEO対策や問い合わせフォームの作成といった、Webサイト作成に必要な機能を手軽に追加できます。
特に問い合わせフォームは、開発に労力や時間、費用がかかります。既に構築されているプラグインを活用することで、こうした機能を短時間で導入できるのです。
また、プラグインはプログラミングの専門知識がなくても利用できます。それに加えて、多くのプラグインは様々なユーザーが利用方法を紹介してくれています。そのため、サイト制作の初心者でも手軽に利用できるというメリットもあります。
プラグインは時間と労力の節約に役立ち、誰でも簡単に専門的なWebサイトを構築できるようになりますよ。
プラグイン導入のデメリット・注意点
プラグインの導入はメリットが大きいため、多くのサイト運営者が利用しています。ですが、注意点もいくつかあります。
まず、公式で用意されていないプラグインは便利ですが、セキュリティ面での不安が残ることがあります。プラグインを選ぶ際は、利用者数や更新頻度を確認し、安全性を考慮することが必要です。
また、プラグインは定期的なアップデートが必要です。しかし、更新を怠るとサイトに不具合が起こりやすくなり、セキュリティが脆弱になる恐れがあります。
それに加えて、ワードプレスに独自の開発を加えてしまうと、更新することでうまく動作しなくなる場合もあるので注意が必要です。
また、プラグインを多く入れすぎると、サイトの動作が重くなったり、エラーが出やすくなることがあります。不要なプラグインは削除し、必要最低限のものだけを使うようにしましょう。
プラグインを使用する場合は、これらに注意する必要があります。ですが、適切に対応することで安全かつ効果的に活用できますよ。
WordPress(ワードプレス)のおすすめプラグイン7選
プラグインは、サイトの機能を拡張し、運営をスムーズにするための強力なツールです。しかし、数多くあるプラグインの中から、どれを選べば良いのか迷いますよね。
そこで、Webサイト運営に役立つおすすめのプラグインを7つご紹介します。
これらのプラグインは、使いやすさ、機能性、セキュリティなど、さまざまな観点で多くの人に利用されています。
ぜひ、参考にしてください。
Jetpack
Jetpackは非常に人気のプラグインで、セキュリティ対策、アクセス解析、SNS連携、コンタクトフォームなど、ブログ運営に必要な機能が30種類以上まとまっています。
Jetpackのメリットは、多機能性と利便性にあります。
例えば、アクセス統計がダッシュボードで確認でき、WordPressの投稿をSNSに自動で連携できます。また、メールフォームの設置も簡単で、画像の遅延ロードや2段階認証などのセキュリティ機能も充実しています。
これらは通常、複数のプラグインをインストールしなければ実現できないことですが、Jetpackではこれらを一つにまとめて管理できます。
ただし、Jetpackを使用する際には注意点もあります。
特に、有料テーマを使用している場合、そのテーマにすでに同様の機能が搭載されていることが多くあります。そのため、Jetpackとの機能競合によりサイトの読み込みが遅くなったり、表示に不具合が生じることがあります。
そのため、使用しているテーマに合わせてJetpackの機能を選択し、効果的に使うことが重要です。Jetpackは、適切に設定すれば、個人ブログ運営からビジネスサイトまで幅広く役立つプラグインです。
Contact Form 7
Contact Form 7は、問い合わせページが簡単に作成できるプラグインです。500万以上の導入実績があり、非常に多くのユーザーに利用されています。
人気の理由としては、導入や設定が簡単で初心者でも簡単に問い合わせフォームが作成できる点にあります。
プラグインをインストールして有効化し、生成されたフォームを固定ページに貼り付けるだけで、すぐに使えます。
また、Contact Form 7は無料で利用でき、デザインのカスタマイズも可能です。CSSの知識があれば、自由にデザインを変更することができます。
さらに、様々な追加機能を導入できるため、問い合わせフォームをより機能的にすることが可能です。たとえば、確認画面の設定、セキュリティ対策、条件分岐設定、支払い機能の導入などが可能です。
それに加えてContact Form 7は開発者が日本人であるため、日本語での情報が豊富です。
このため、設定に関する疑問や問題が生じた際も、容易に解決策を見つけることができます。自動返信メールやサンクスページの設定も可能で、利用者にとって便利です。
Table of Contents Plus
Table of Contents Plus」は、WordPressで記事に目次を設置するための便利なプラグインです。
このプラグインの大きなメリットは、目次の自動生成機能にあります。記事を作成する際に目次を手動で作成する手間が省けるため、執筆の効率が格段に上がります。
また、目次のデザインは自由にカスタマイズ可能。各記事の特性に合わせた目次のスタイルを設定できます。さらに、ショートコードを使用すれば特定の記事に対して、目次の表示位置やスタイルを変更することもできます。
初期設定を行えば、その後は記事を書くたびに自動で目次が作成されます。そのため、効率的に記事を作成できるようになりますよ。
Search Regex
Search Regexは、記事内に含まれる特定の文字列を一括で置き換えられるプラグインです。
例えば、内部リンクのURLを変更する際や誤ったスペルの修正、プロフィールや定型文の更新など、多様な場面で活躍します。ショートコードの変更にも対応しているので、サイトのリニューアル時にも大変役立ちます。
通常、一斉に変更したい場合でも一記事ずつ手動で修正する必要があるため、時間がかかる上にミスの可能性もあります。
ですが、Search Regexを使用すればこれらの作業時間を大幅に短縮し、かつミスのリスクも軽減できます。さらに、プレビュー機能で置換前後を確認できるため、安心して作業が行えます。
更に、Search Regexは軽量なプラグインであるため、WordPressの負荷を心配する必要もありません。
Search Regexを活用することで、記事管理の手間を軽減し、より効率的にサイト運営ができますよ。
All in One SEO
All in One SEOは、WordPressでサイトを運営する際に欠かせないSEO対策ツールです。
このプラグインは、SEOの専門知識がなくても、ユーザーが簡単にSEO設定を行えます。以前は「All in One SEO Pack」という名前でしたが、2020年にバージョンアップされ、引き続き多くのWordPressユーザーに利用されています。
All in One SEOは、特にブログ初心者に役立ちます。
GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールとの連携、個々の投稿や固定ページごとのSEO設定、OGP設定、サイトマップ生成など、基本的なSEO設定が手軽に行えます。
記事の長さやリンクの有無を分析し、コンテンツの改善点を簡単に把握できるのも大きなメリットです。
SEO対策は、ユーザーを集める上で非常に重要な取り組みです。ですが、知識がない場合は何からすればいいのか悩んでしまうもの。All in One SEOは、そのようなユーザーにとっても、簡単な操作でSEO設定ができるため、効率的なサイト運営ができるようになります。
All in One SEOは、多くのユーザーにとって便利なプラグインです。
まとめ
今回ご紹介したプラグインは、いずれもサイト運営を効率化してくれます。
もちろん、すべてのプラグインがすべてのサイトに必要なわけではありません。ご自身が運営しているサイトの特性やニーズに合わせて選び、活用してみてください。
そうすることで、よりクオリティの高いWebサイトが制作・運営できるようになりますよ。